
今井氏インタビュー
「洗練されたミニマリズム」に
宿る、成功を引き寄せる
唯一無二の一着
ビジネスの場で着るスーツやシャツは、単なる服装以上の意味を持ちます。それは、着る人の価値観や哲学を体現し、第一印象から信頼を生み出すための重要なツールです。DOIHOKOSHOが提案するウェアは、洗練されたデザインと卓越した機能性を兼ね備え、着る人の存在感をさりげなく引き立てます。
今回は、DOIHOKOSHOのスーツとシャツを身に纏い、ビジネスシーンで活躍される今井さんにインタビューを実施。着用感や印象、そして仕事における服装の役割について伺いました。
INTERVIEW
- どんなお仕事をされているのか教えていただけますか?
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私たちは、企業のビジネスプロセス変革を支援する仕事をしています。法人や個人向けのセールス活動からマーケティング活動、さらにテクノロジー活用におけるオペレーションまで、多岐にわたるビジネスプロセスが対象です。
私は、セレブリックスでカンパニーCMO(マーケティング最高責任者)とセレブリックス営業総合研究所の所長という役割を担っています。メディアやイベントなどを通して、営業や販売の価値を向上させるため、時代に即した最新情報を積極的に発信・啓蒙する役割です。特定の職種を代表して発信する立場ですので、見せ方や印象には常に気を配っています。私にとってスーツは、ビジネスにおける印象戦略や印象管理に直結する重要なテーマです。
- 今回仕立てたスーツやシャツの印象について教えてください。どんな場面で着たいと思われますか?
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一言で言うなら「洗練されたミニマリズム」という印象です。シンプルでありながら王道のスタイルで、これ以上そぎ落とせないほどの完成されたシルエットと、生地や機能美に魅せらせました。濃紺のシングルスーツという表情ですので、様々な場面で活躍するかと思いますが、特に信頼や誠実さを伝えたい場面で着用したいですね。エグゼクティブが集まるイベントやパーティー、大切な商談、会社のセレモニーなど、様々なシチュエーションに溶け込むエレガントさがありますよね。
- あなたにとって、仕事で着用するスーツやシャツとはどのような存在ですか?
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私にとっては「成功を惹き寄せる1着」であってほしいですね。35歳頃からスタイルや美学への価値観が変わりました。それまではスーツを「戦うためのユニフォーム」として身にまとい、装飾によって自分を引き立てようと背伸びしていたのですが、ビジネスで一定の成果を上げ、自分らしさを表現できるようになってからは、「着飾る」というよりも「引き出す・惹き出す」服に惹かれるようになりました。仕事としての自分らしさを補ってくれるようなスーツであってほしいと思っています。
- 普段のお仕事ではどのようなスタイルで働かれることが多いですか?また、スーツやシャツをオーダーされたことはありますか?
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シチュエーションに合わせて変わります。テレワークでの会議や構想の練り込み、執筆の際は、伸縮性豊かな機能性ウェアやリラックスできるゆとりのある服を選びます。営業活動や若手向けのイベント、ベンチャー企業との商談では、ジャケパンやジャケット×Tシャツといったスマートなスタイルにすることもありますね。それは、営業や旧来型のビジネスイメージを変えたい時、若手層を対象としたイベントやメディアで選択します。ベンチャー企業との商談も同様です。
一方で、エグゼクティブとの面会や、スーツを着られる方々が集まる場面では、ネクタイ着用のセットアップで臨みます。スーツやシャツはオーダーすることもありますが、保有バランスとしてはオーダーが3割、既製が7割くらいです。買い物も楽しむタイプなので、このバランスは今後も変わらないと思います。
- 「仕事と服装」について、どのようなお考えをお持ちですか?
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私が大切にしているのは、以下の2つの美学です。
• 第一印象は二度と訪れない
• お洒落は個の価値観、身嗜みは相手の価値観
この2つの考え方は「仕事と服装」を語る上で欠かせません。セレブリックス営業総合研究所の調査レポートによると、77.2%の経営者層が営業の服装が気になった経験があるとのことでした。さらに、営業職の好ましい服装については、セットアップのスーツスタイルが44.4%と高い支持を集めています。
近年、商談の場での装いはカジュアル化が進んでいますが、私は「ビジネスで成功を引き寄せる1着」を重要視しています。クライアントにふさわしい服装ができているか、つまり「自分が着たい服」と「相手が求める服」は一致しているかを常に問いかけるべきだと思います。大切なのは手段としての服装ではなく、目的を実現するための身嗜みです。そのために、相手やシチュエーションに合わせた「思いやり」の心を持つことで、第一印象の良さやその場にふさわしいエレガンスが表現されるのではないかと考えています。
今井様ご着用アイテム
Order shirt:¥19,800
(Fabric:Royal Caribbean Cotton Silver)
Order suit:¥173,800
(Fabric:Ermenegildo Zegna)
Order tie:¥15,400
(Fabric:Domestic)
PROFILE
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今井晶也について
株式会社セレブリックス
セールスカンパニー
執行役員 カンパニーCMO
セレブリックス営業総合研究所
所長 兼 セールスエバンジェリスト
今井 晶也(いまい・まさや)
セレブリックス営業総合研究所の所長およびセールスエバンジェリストとして、法人営業・法人購買・営業とAIの実務に関する研究を行う。2021年8月には“Sales is 科学的に「成果をコントロールする」営業術” を扶桑社より出版。営業本のベストセラーとして電子版含め出版数が8.1万部を超える。
2022年7月には単著二作目として “お客様が教えてくれた「されたい」営業”、2024年4月には待望の3作目として、The Intelligent Sales ~AIを活用した最速・最良でクリエイティブな営業プロセス~を翔泳社より発売。生成AIと営業に特化した国内最初の書籍として注目を集める。
現在は執行役員 CMOと新規事業開発の責任者を兼任。管掌するプロダクトとして営業コミュニティのYEALE、営業専門の人材紹介のSQiL CareerAgent、日本最大級の営業エンターテイメントJapanSalesCollectionなどがある。Everything DiSCの認定トレーナーであり、専門は営業、プレゼンテーション、コミュニケーションスタイルと多岐にわたる。2023年9月より一般社団法人生成AI活用普及協会の協議員に就任。